「三河麻工房さんは、何を届けたいのですか?」
そう聞かれることがあります。
ヘンプ100%の作務衣でしょうか。
精麻でしょうか。
ワークショップでしょうか。
どれも間違いではありません。
でも、私が本当に届けたいものは、そのどれでもありません。
届けたいのは、
「本来の自分の感覚」です。
忙しい毎日を過ごしていると、
やることに追われ、
情報に追われ、
誰かの正解を探しながら一日が終わってしまうことがあります。
そんな時、
風の音に耳を澄ませたり、
精麻に触れたり、
自然の中を歩いたりすると、
ふぅっと肩の力が抜ける瞬間があります。
「今日はこのままでいい。」
そんな気持ちになれることがあります。
私は、その瞬間が好きです。

だから作務衣を作っています。
だから精麻に触れる時間を届けています。
だからワークショップを続けています。
商品を届けたいのではありません。
知識を伝えたいだけでもありません。
それらを通して、
自分の呼吸を思い出し、
自分の感覚に耳を澄ませ、
本来の自分に還るきっかけを届けたいのです。
私は、ヨガや瞑想、禅が世界中で親しまれているように、
「自分に還る時間」は国境を越えるものだと思っています。

日本にも昔から、
自然の中で暮らし、
手を動かし、
季節を感じ、
心を整える知恵がありました。
三河麻工房は、
そんな日本の智慧を今の暮らしに取り入れながら、
感覚に還る時間を届けるブランドでありたいと思っています。
正解は外にはありません。
本当はずっと、
自分の中にあったのかもしれません。
その感覚を思い出すきっかけになれたら、
私はそれが一番嬉しいです^^

